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カテゴリ:レポート , 宮川彬良

宝塚音楽回廊&手塚治虫記念館

11/8、阪急宝塚駅前で行われた「宝塚音楽回廊」のオープニング演奏と、手塚治虫記念館でのミュージアムトークを覗いてまいりました!

あいにくの小雨模様で、半ば野外でのオープニング演奏には「みなさんお越しいただけるのかしら・・・」と少々不安でしたが、蓋を開けてみれば、広場を埋め尽くす人、人、人・・・、肌寒いなか長時間のご清聴ありがとうございました!
アキラさん指揮・宝梅中学校吹奏楽部の皆さんの演奏曲目は「ブラック・ジャック」と「Fun!Fun!Fantastico!」でした。

そして、午前中に行われた手塚治虫記念館でのミュージアムトーク、こちらは、アキラさんもセーター姿でまるで大学のゼミのようでしたね。

先日、NHK-BSで放送された「ドレミふぁワンダーランド」でも少し触れられていた
「アキラ流マンガの読み方」
が電子ピアノでの生演奏つき!で解説されました。
手塚治虫さんの絵から感じるイメージを、即興で音にしてゆくアキラさん、ご来場の皆さんには、アキラさんの普段の作曲風景を垣間見る貴重な機会でしたでしょうか。
そして、手塚アニメへのアキラさんの傾倒ぶりも、普段はなかなか聞くことのできないものでした。

メインディッシュは、名作『ブラック・ジャック』からインスピレーションを得た、室内楽版と吹奏楽版による名曲『ブラック・ジャック』についての逸話でした。
作曲者自身による解説に続いて、アンサンブル・ベガの演奏による第一楽章をCDでお聴き頂きました。
このとき、プロジェクターでは、原作『ブラック・ジャック』のページをアキラさんがめくっていましたが、
モノクロの絵が、まるで画面から飛び出してきそうな、人物が動き出しそうな錯覚に陥ったのは担当者だけでしょうか。

コンサートでは、この春から夏にかけ幾度と無く聴いたこの曲、「名曲だなぁ」と改めて感じたひとときでした。

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投稿日:2008年11月 9日 (日) 20:31

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